そういえば、モクレンの季節だ
木蓮はマグノリアとも呼ばれ、3月下旬~4月中頃にかけて咲く香水の原料としても有名な花。
私はこの花を見ていると、『エコール』という幻想的な映画を思い出す。
アニエス・べーの白い洋服を着た少女たちの不思議な物語。
森の奥で密かに紡がれる日々がとても好きだった。
このお話のラストはとても抽象的で、何を表しているのか私には未だにわからないけれど、苦々しい性の商品としての人生の幕開けなんかでなく(劇中にそれと匂わせるような描写がある)、開放とか大人への成長であってほしいなと思ってしまう。